東横線、4ドア統一の日迫る
西武鉄道と東武鉄道、東京メトロ、および東京急行電鉄より、東京メトロ13号線(副都心線)~東横線の相互直通運転の、おおまかな運行系統が発表されました。
相互直通運転開始は、来年3月16日で、同日付で東横線は全便が4ドア車での運行に統一されるとともに、特急・通勤特急・急行は一部例外を除いて10連に増強されます。また、前日をもって東京メトロ2号線(日比谷線)との相互直通運転が廃止されます。
4社のプレスリリースのうち、東急からの情報によりますと、昼間は副都心線の運行回数が毎時14回で、急行4回、各駅停車10回を設定、西武池袋線・東武東上線に毎時2回ずつが交互に乗り入れる副都心線急行は、東横線内は特急で運行し、また池袋線では快速、東上線では普通列車としての運行とする、とありました。つまり、元町中華街発・飯能行を例に挙げますと、元町中華街を特急渋谷行として出発、終点の渋谷で急行小竹向原行に、さらに小竹向原で快速飯能行に3度種別を変えます。各駅停車は昼間毎時10回のうち、増発となる2回が日比谷線直通からの差し替えです。これらは、新宿三丁目の折り返し線を利用し、同駅折り返しで運行されることが考えられますが、いずれにせよ、日比谷線直通からの差し替え便は現在の3ドア18m車による運行から、同じ8連を維持しつつ4ドア20m車による運行に置き換えられるため、1列車あたりの輸送力そのものは増加します。
ここで気になったのが、日比谷線直通のとりやめに伴う中目黒駅のホームの扱いです。日比谷線から武蔵小杉方面への便は現在、2番線に発着していますが、わたくしはこの2番線を、相互直通のとりやめ後は平日朝方ラッシュ時を除き、そのまま銀座・北千住方面に折り返せるようにすべきではないかと思います。そのためには、中目黒駅の恵比寿方にシーサスクロスを追加して、2番線、3番線のどちらからでも折り返せるようにする必要があるだけでなく、2番線発着の便は、武蔵小杉方面からの乗り換えの場合、階段を上下して反対側ホームに移動する手間を伴うことになりますが、昼間であれば特に問題ないでしょう。また、同じ東京メトロの3号線(銀座線)や4号線(丸ノ内線)で異常が発生した場合には、中目黒乗換で副都心線へ振り替え輸送ができるという点でも、2・3番線双方から出発できることのメリットは大きくなるはずです。
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相互直通運転開始は、来年3月16日で、同日付で東横線は全便が4ドア車での運行に統一されるとともに、特急・通勤特急・急行は一部例外を除いて10連に増強されます。また、前日をもって東京メトロ2号線(日比谷線)との相互直通運転が廃止されます。
4社のプレスリリースのうち、東急からの情報によりますと、昼間は副都心線の運行回数が毎時14回で、急行4回、各駅停車10回を設定、西武池袋線・東武東上線に毎時2回ずつが交互に乗り入れる副都心線急行は、東横線内は特急で運行し、また池袋線では快速、東上線では普通列車としての運行とする、とありました。つまり、元町中華街発・飯能行を例に挙げますと、元町中華街を特急渋谷行として出発、終点の渋谷で急行小竹向原行に、さらに小竹向原で快速飯能行に3度種別を変えます。各駅停車は昼間毎時10回のうち、増発となる2回が日比谷線直通からの差し替えです。これらは、新宿三丁目の折り返し線を利用し、同駅折り返しで運行されることが考えられますが、いずれにせよ、日比谷線直通からの差し替え便は現在の3ドア18m車による運行から、同じ8連を維持しつつ4ドア20m車による運行に置き換えられるため、1列車あたりの輸送力そのものは増加します。
ここで気になったのが、日比谷線直通のとりやめに伴う中目黒駅のホームの扱いです。日比谷線から武蔵小杉方面への便は現在、2番線に発着していますが、わたくしはこの2番線を、相互直通のとりやめ後は平日朝方ラッシュ時を除き、そのまま銀座・北千住方面に折り返せるようにすべきではないかと思います。そのためには、中目黒駅の恵比寿方にシーサスクロスを追加して、2番線、3番線のどちらからでも折り返せるようにする必要があるだけでなく、2番線発着の便は、武蔵小杉方面からの乗り換えの場合、階段を上下して反対側ホームに移動する手間を伴うことになりますが、昼間であれば特に問題ないでしょう。また、同じ東京メトロの3号線(銀座線)や4号線(丸ノ内線)で異常が発生した場合には、中目黒乗換で副都心線へ振り替え輸送ができるという点でも、2・3番線双方から出発できることのメリットは大きくなるはずです。

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