ノンステップ化を先取り/都電荒川線

2006年、国内初の本格的なLRTとして富山ライトレールが開業(実質はJR富山港線からの転換)し、同じ年に福井鉄道のLRT化改良も実施され、クルマ社会である北陸に2つの本格的LRTが誕生しました。
しかし、日本式LRTの基礎を作ったとも言うべき路面電車があります。どこでしょう?

それは、実は都電荒川線なのです。
荒川線が成立したのは1974年。その2年前、都電は地下鉄網の整備もあって、旧27系統の大部分(三ノ輪橋~王子駅前)と、旧32系統全区間(荒川車庫前~早稲田)を残してすべて撤去されましたが、この2系統は専用軌道主体であることから最終的に残され、これらを統合して発足したものが、この現存唯一の都電である荒川線です。
現存する都電の車両は7000・7500・8500・8800・9000型ともすべて高床ですが、荒川線は車両に合わせてホームをかさ上げしており(これを「東京方式」と呼ぶ)、そのためステップがありません。ホームへつながるスロープの角度も全体に緩やかです。東京方式によるステップレス化は、併用軌道区間を一切持たない東京急行電鉄世田谷線、約15mと軌道線にしては大柄な車両を走らせている滋賀県の京阪電気鉄道石坂線でも実施されており、石坂線はもともとホームが高くなっていますが、世田谷線はデハ300型への車種統一が実施されてからホームをかさ上げし、300型のステップも同時に撤去されました。また以上の3路線は、世田谷線を除きワンマン運転です。
この荒川線が、37年前の都電撤去の際に撤去対象外になって残されたことが、結果的に福井や富山でLRT開業(在来路線の改良ですが)、広島や松山、熊本などで国産ノンステップ電動車(広島電鉄5100型、伊予鉄道モハ2100型、熊本市交通局モハ9700型など)の導入につながったのは言うまでもありません。そうであれば、都電荒川線は東急世田谷線、京阪石坂線ともどもLRTの範疇に加えられてしかるべきなのかも知れません。
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使い。

Author:使い。
BIRTH/12,Jul.
DDヘッドと、国内海外問わずキャスト素体とを組み合わせた変則カスタムBJDのオーナーです。当家のBJDたち;
・ヒカリ(DDH-03美白+Dream Realm62)
・みづき(DDH-03普通肌+NeoAngelRegion"Fair")
・フランドール(東方projectのキャラドールです。DDH-03美白+SD13)
ほかにオビツ60やDDⅢを用いた、
・志摩子(まりみてのキャラドールです。DDH-06普通肌+DD胴体+オビツ60二重関節タイプ腕脚)
・ラ・テミス(DDH-01普通肌+オビツ60二重関節タイプ使用のカスタム素体)
・エルファーシア(描き目ヘッド+オビツ60球体関節タイプ使用のカスタム素体)
・蓉子(DDH-02美白+DDⅢ美白)
・DDG-176ちょうかい(艦これに登場する重巡洋艦娘「鳥海」が現代化した姿。DDH-01美白+DDⅢ美白)
および、
・愛玲(MSDシンシア)
の5人もいます。
なお本館では見られない、ドールたち(と)の会話もありますので併せてお楽しみくださいませ。

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