八尾南駅1番線の真実
大阪メトロ谷町線の終点・八尾南駅は同線唯一の地上駅で、八尾検車場を併設し、ミキハウス本社もある駅南側のバスターミナルには近鉄バスによる八尾藤井寺線(近鉄八尾駅~八尾南駅~藤井寺駅北口)が発着する一方で、駅北側には八尾空港の旧駐機場の跡地が再開発すらされないまま荒涼と広がっているという、2つの顔を持つ駅です。
さてこの駅、島式ホーム1面2線ですが、実は2番線と3番線しかなく、北側の1番線にはホームがありません。
しかし、新たに単式ホームを追加できるようにスペースだけは確保されています。
そこで考えられることは、
★将来、千日前線を南巽駅から平野駅まで延伸の上、平野駅と喜連瓜破駅を2面4線に拡張し、千日前線が八尾南駅に乗り入れた際には千日前線の専用ホームとして1番線を増設する可能性
★駅北側は、八尾検車場を拡張し、延伸した千日前線の検車機能を移管するための用地
この「千日前線八尾南駅延伸説」と、
☆谷町線で将来、急行運転を実施し、その専用ホームとして1番線を使用する可能性
という「谷町線急行運転説」です。
前者は新たに駅を追加し、さらにシールドでトンネルを掘削する必要がある上、両線の合流部の工事の難航が予想されます。後者では、折り返し設備を持つ都島駅、文の里駅、喜連瓜破駅の2面4線化が必須で、しかも平日朝夕は急行運転そのものが不可能です。参考までに、既に急行運転を実施している都営地下鉄10号線(新宿線)は岩本町駅と大島駅が中央に中線を持つ2面3線、瑞江駅が待避線を持つ駅ですが、それ以外に緩急分離が可能な駅はないものの、昼間は毎時3回の頻度で急行運転が行われています。東京メトロ13号線(副都心線)は東新宿駅が待避線を持つ駅、小竹向原駅が8号線(有楽町線)・西武有楽町線とX字型に分岐する2面4線の駅で、これら2駅と起点の2面4線の渋谷駅、合わせて3駅により緩急接続・分離を実施し、昼間は毎時4回の頻度で急行運転が行われています。
谷町線は昼間には6分間隔で運行しており、この利便性を極力崩さないようにするためには、昼間時間帯において、普通は6~7分間隔に広げ(毎時1回減)、その穴を埋めるように急行を20分間隔で運行するのが望ましいのですが、平日は急行を30分間隔、普通を現行通りの6分間隔としても十分といえそうです。
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さてこの駅、島式ホーム1面2線ですが、実は2番線と3番線しかなく、北側の1番線にはホームがありません。
しかし、新たに単式ホームを追加できるようにスペースだけは確保されています。
そこで考えられることは、
★将来、千日前線を南巽駅から平野駅まで延伸の上、平野駅と喜連瓜破駅を2面4線に拡張し、千日前線が八尾南駅に乗り入れた際には千日前線の専用ホームとして1番線を増設する可能性
★駅北側は、八尾検車場を拡張し、延伸した千日前線の検車機能を移管するための用地
この「千日前線八尾南駅延伸説」と、
☆谷町線で将来、急行運転を実施し、その専用ホームとして1番線を使用する可能性
という「谷町線急行運転説」です。
前者は新たに駅を追加し、さらにシールドでトンネルを掘削する必要がある上、両線の合流部の工事の難航が予想されます。後者では、折り返し設備を持つ都島駅、文の里駅、喜連瓜破駅の2面4線化が必須で、しかも平日朝夕は急行運転そのものが不可能です。参考までに、既に急行運転を実施している都営地下鉄10号線(新宿線)は岩本町駅と大島駅が中央に中線を持つ2面3線、瑞江駅が待避線を持つ駅ですが、それ以外に緩急分離が可能な駅はないものの、昼間は毎時3回の頻度で急行運転が行われています。東京メトロ13号線(副都心線)は東新宿駅が待避線を持つ駅、小竹向原駅が8号線(有楽町線)・西武有楽町線とX字型に分岐する2面4線の駅で、これら2駅と起点の2面4線の渋谷駅、合わせて3駅により緩急接続・分離を実施し、昼間は毎時4回の頻度で急行運転が行われています。
谷町線は昼間には6分間隔で運行しており、この利便性を極力崩さないようにするためには、昼間時間帯において、普通は6~7分間隔に広げ(毎時1回減)、その穴を埋めるように急行を20分間隔で運行するのが望ましいのですが、平日は急行を30分間隔、普通を現行通りの6分間隔としても十分といえそうです。

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