元「スナックカー」12200系、残存24両が引退へ
近鉄の標準軌線区における汎用特急車両群の最古参・12200系が、年度末に引退することになりました。
この12200系は、東海道新幹線開業の影響により名阪甲特急(当時は近鉄名古屋~鶴橋の間ノンストップ)の利用客が激減し、その分、途中駅停車型の名阪乙特急に活路を見出していた2630年代初頭に、「スナックカー」12000系の改良型として168両が製造された車両です。「スナックカー」の由来たる軽食コーナーは、名阪乙特急の利用客がさらに増えたため後に廃止、その跡は座席化されましたが、昭和末期には汎用特急車両の主力として、標準軌線区で特急が走る区間のほぼどこへでも乗り入れていました。
しかし老朽化はいかんともしがたく、80000系「ひのとり」が甲特急に進出する前に一部の車両がすでに廃車になっていますが、「アーバンライナー」21000・21020系が漸次乙特急や伊勢方面へ転用されるようになるとさらに数が減り、現在は24両を残すのみとなっています。
他方で、80000系は来月13日から運用が増やされ、名阪甲特急の全便(平日15回、土休日19回)を担当することになりました。名阪乙特急は21000・21020系による運転です。
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この12200系は、東海道新幹線開業の影響により名阪甲特急(当時は近鉄名古屋~鶴橋の間ノンストップ)の利用客が激減し、その分、途中駅停車型の名阪乙特急に活路を見出していた2630年代初頭に、「スナックカー」12000系の改良型として168両が製造された車両です。「スナックカー」の由来たる軽食コーナーは、名阪乙特急の利用客がさらに増えたため後に廃止、その跡は座席化されましたが、昭和末期には汎用特急車両の主力として、標準軌線区で特急が走る区間のほぼどこへでも乗り入れていました。
しかし老朽化はいかんともしがたく、80000系「ひのとり」が甲特急に進出する前に一部の車両がすでに廃車になっていますが、「アーバンライナー」21000・21020系が漸次乙特急や伊勢方面へ転用されるようになるとさらに数が減り、現在は24両を残すのみとなっています。
他方で、80000系は来月13日から運用が増やされ、名阪甲特急の全便(平日15回、土休日19回)を担当することになりました。名阪乙特急は21000・21020系による運転です。

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