合掌・・・06系が廃車へ【千代田線】
東京メトロ9号線(千代田線)で1993年に輸送力増強の一環から1編成のみが導入された06系は、16000系の増備が進んできたこともあり、今年1月下旬から運用を離脱、綾瀬検車区に留置されていましたが、このたび和光検車区新木場分室に自走回送されました。このまま廃車される可能性が大きく、東京メトロのゼロシリーズでは最初の形式消滅になりそうです。
06系はかつて存在した国鉄→JR東日本207系試作車(のちJR西日本で外観すら変えたうえで量産された)および現役のJR東日本209系1000番台と同じくレア度の高い形式でしたが、207系は1度乗車経験がある一方、06系はその経験も、肉眼で見たこともないので私にとっては幻以外の何物でもない車両でした。現在5号線(東西線)で使用されている07系と同様、第2・第3ドアをずらし、座席配置を4-6-7-6-4にしたことで話題を呼んだものの、増備するか否か迷っているうちに、老朽化が進んだ6000系の置き換え時期になってしまい、そこで導入されたのはコンセプトがまるで異なる16000系。
つまり06系は、6000系の置き換えを一切考慮せずにつくられた結果、千代田線の第2世代になりえなかったと言うことができます。
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06系はかつて存在した国鉄→JR東日本207系試作車(のちJR西日本で外観すら変えたうえで量産された)および現役のJR東日本209系1000番台と同じくレア度の高い形式でしたが、207系は1度乗車経験がある一方、06系はその経験も、肉眼で見たこともないので私にとっては幻以外の何物でもない車両でした。現在5号線(東西線)で使用されている07系と同様、第2・第3ドアをずらし、座席配置を4-6-7-6-4にしたことで話題を呼んだものの、増備するか否か迷っているうちに、老朽化が進んだ6000系の置き換え時期になってしまい、そこで導入されたのはコンセプトがまるで異なる16000系。
つまり06系は、6000系の置き換えを一切考慮せずにつくられた結果、千代田線の第2世代になりえなかったと言うことができます。

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