原作と比べて口調が変わっている当家の艦娘・その1(曙編)
前回・前々回(いずれも15日)の記事では方言で話すイージス艦転生艦娘の妙高と足柄について触れた、当家の艦娘たちの設定ですが、今回と次回は、原作と比べて、極端というほどではないものの口調が変わっている艦娘を、2人取り上げてみます。
今回は「むらさめ」型護衛艦「あけぼの」に転生している曙について触れました;
今回は「むらさめ」型護衛艦「あけぼの」に転生している曙について触れました;
まず、当家の曙は海自の4代目「あけぼの」が同型の「むらさめ」「さみだれ」および、イージス艦「ちょうかい」同様に石川島播磨重工東京工場で建造されたということと、原作やそのスピンオフ作品で口の悪さが目立ったこともあり、
だったら捕り物帳ものに出てくる岡っ引きのような口調にするのはどうか?
という結論にいたり、原作の涼風を思わせる口調にプラスアルファしたものとなりました。
原作での姿は、放置ボイスが「誰にも心を開けなくなったことを暗示した、相当に重いもの」である点からして、一人娘だった沿岸護衛艦の3代目「あけぼの」の影響が著しく強いと判断し、当家では正反対の性格にして、「口は悪いが人情に篤い傾奇者」となっています。さらに前述した涼風との血縁関係も持たせることになり、以下の細かい設定ができました;
・出身は埼玉県川口市鳩ヶ谷。ただし自身が生まれる若干前には東京の都心に家があった
・父方の祖母は、50年前に涼風の艦娘を経験した人。これに対して母方の祖母も、若き日には自身の先代にあたる曙の艦娘だった
・しかし母方の祖母は若くして世を去り(3代目「あけぼの」が竣工後わずか20年で除籍されたことに由来する)、当代の曙はその人の生前を知らない
・ちなみに父方はさらにさかのぼると北町奉行所(現在、JR東京駅があるところ)の与力に行きつく
・艦娘になったきっかけは、留守番をしているときに現れた母方の祖母の亡霊から、艦の魂を引き継いだこと。天龍にスカウトされたため、初任地は呉
・直接の上司である金剛、呉から佐世保に配置換えになった際に知り合った現呉護衛隊群提督の鳥海を尊敬しており、通常、敬語で話す相手はこの2人と神通のみ。両者がクソ提督などとののしられるのを聴くと、その相手が深海棲艦だろうが政官財界だろうが逆上する。これが唯一にして最大の欠点
・逆に、鳥海が自分をクソ提督だと卑下する発言をすることがあれば、それをなだめる。また、村雨や五月雨、愛宕を姉のように慕っている(愛宕に関しては、5年前のリムパックに、「あけぼの」が「あたご」とともに参加した点が元ネタ)
その曙をスカウトした前述の天龍は、当家においては島風の側近ですが、訓練支援艦の「てんりゅう」が、元となった軽巡洋艦とは異なる命名法則であることから、原作とは口調がまるで違い、さらに外見も若干変えていることから、まったくの別人(先代とは血縁関係すらない)として描いています。
pixivでは、拙稿に限ると「曙あるところ鳥海あり」という状況で、曙をセンターにする場合は鳥海、さらに村雨や五月雨もセットにするため「石播東京組」タグをつけていますが、曙と鳥海はさらに寝台特急つながりでもあり、最近まで走っていた寝台特急の「あけぼの」号は、1997年以降の長岡経由になった運行系統が、もともとは1960年代から存在した「鳥海」号の寝台特急になってからのスジで、東北・陸羽東線経由の「あけぼの」号が山形新幹線延伸の影響により廃止され、「鳥海」号が自ら「あけぼの」号に改名した、といういきさつがあって、艦娘も両者が交友関係となったものです。
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だったら捕り物帳ものに出てくる岡っ引きのような口調にするのはどうか?
という結論にいたり、原作の涼風を思わせる口調にプラスアルファしたものとなりました。
原作での姿は、放置ボイスが「誰にも心を開けなくなったことを暗示した、相当に重いもの」である点からして、一人娘だった沿岸護衛艦の3代目「あけぼの」の影響が著しく強いと判断し、当家では正反対の性格にして、「口は悪いが人情に篤い傾奇者」となっています。さらに前述した涼風との血縁関係も持たせることになり、以下の細かい設定ができました;
・出身は埼玉県川口市鳩ヶ谷。ただし自身が生まれる若干前には東京の都心に家があった
・父方の祖母は、50年前に涼風の艦娘を経験した人。これに対して母方の祖母も、若き日には自身の先代にあたる曙の艦娘だった
・しかし母方の祖母は若くして世を去り(3代目「あけぼの」が竣工後わずか20年で除籍されたことに由来する)、当代の曙はその人の生前を知らない
・ちなみに父方はさらにさかのぼると北町奉行所(現在、JR東京駅があるところ)の与力に行きつく
・艦娘になったきっかけは、留守番をしているときに現れた母方の祖母の亡霊から、艦の魂を引き継いだこと。天龍にスカウトされたため、初任地は呉
・直接の上司である金剛、呉から佐世保に配置換えになった際に知り合った現呉護衛隊群提督の鳥海を尊敬しており、通常、敬語で話す相手はこの2人と神通のみ。両者がクソ提督などとののしられるのを聴くと、その相手が深海棲艦だろうが政官財界だろうが逆上する。これが唯一にして最大の欠点
・逆に、鳥海が自分をクソ提督だと卑下する発言をすることがあれば、それをなだめる。また、村雨や五月雨、愛宕を姉のように慕っている(愛宕に関しては、5年前のリムパックに、「あけぼの」が「あたご」とともに参加した点が元ネタ)
その曙をスカウトした前述の天龍は、当家においては島風の側近ですが、訓練支援艦の「てんりゅう」が、元となった軽巡洋艦とは異なる命名法則であることから、原作とは口調がまるで違い、さらに外見も若干変えていることから、まったくの別人(先代とは血縁関係すらない)として描いています。
pixivでは、拙稿に限ると「曙あるところ鳥海あり」という状況で、曙をセンターにする場合は鳥海、さらに村雨や五月雨もセットにするため「石播東京組」タグをつけていますが、曙と鳥海はさらに寝台特急つながりでもあり、最近まで走っていた寝台特急の「あけぼの」号は、1997年以降の長岡経由になった運行系統が、もともとは1960年代から存在した「鳥海」号の寝台特急になってからのスジで、東北・陸羽東線経由の「あけぼの」号が山形新幹線延伸の影響により廃止され、「鳥海」号が自ら「あけぼの」号に改名した、といういきさつがあって、艦娘も両者が交友関係となったものです。

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