重要文化財・三井本館には3階がない!?
東京都中央区の三井本館は、日本橋高島屋、日銀本店本館とともに日本橋地区の3大重要文化財として知られています。ここは銀行のほかに、三井記念美術館が入居し、同美術館に行くための客用の2台のエレベータが、木目調の内装とドアの派手な装飾が有名ですが、竣工当時のものを自動化改造を加えて現役で使用しているとききます。

地上は、半円針式のインジケータを持つのが特徴ですが・・・

あれ?3階がない!?
さらに地下1階に移動してみますと、こちらは天井の高さの都合もあって、インジケータがランプ式になっていますが・・・


やはり3階がない・・・というか通過!?
そのカラクリは外にありました。
この三井本館は、2階の客用部分の天井がやたら高く、一方で3階にあたる部分の面積が極端に狭いのです。客用のみならず、その少し北西側の扉から透けて見えた、業務用の別の2台も通過する点から考えると、3階は日銀本店側、つまり西側に偏って配置されていると考えられ(一般入場禁止のため推定)、それでもともと停止するだけのスペースがないというわけです。
金融機関が入居するビルで、3階を客用エレベータが通過するケースは、私が確認した限りでは大阪市内某所にもありました。
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地上は、半円針式のインジケータを持つのが特徴ですが・・・

あれ?3階がない!?
さらに地下1階に移動してみますと、こちらは天井の高さの都合もあって、インジケータがランプ式になっていますが・・・


やはり3階がない・・・というか通過!?
そのカラクリは外にありました。
この三井本館は、2階の客用部分の天井がやたら高く、一方で3階にあたる部分の面積が極端に狭いのです。客用のみならず、その少し北西側の扉から透けて見えた、業務用の別の2台も通過する点から考えると、3階は日銀本店側、つまり西側に偏って配置されていると考えられ(一般入場禁止のため推定)、それでもともと停止するだけのスペースがないというわけです。
金融機関が入居するビルで、3階を客用エレベータが通過するケースは、私が確認した限りでは大阪市内某所にもありました。

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