名古屋最初の地下鉄がもうすぐ完全ワンマン化されます

名古屋市の東西を貫通する市営地下鉄には、最初に開業した東山線と、来年が第1期開業区間である中村区役所~今池の開業から30周年を迎える桜通線との2路線が存在しますが、すでに完全ワンマン化されている桜通線に続き、現在は都心部のみ車掌が乗務している東山線も来月1日より全区間がワンマン化され、これにより名古屋市営地下鉄は東西の東山線・東西南北複合の桜通線がワンマン運転でそろいます。環状線(とその枝線)にあたる名城線・名港線もホームドア設置計画が進めばワンマン化される可能性もあるため、今後も車掌が乗務することになるのは、名鉄との相互直通運転を行う、南北の鶴舞線のみになりそうです。

※上飯田線は名鉄小牧線の一部とみなしたため、ここでは割愛させていただきました。
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デキ120型現る

名鉄では、かつては貨物列車も運転していた名残から、保線用として少数、電気機関車を保有していますが、すべて戦前に竣工したELばかりでした。
そんな中、名鉄初の戦後生まれのELが東芝府中工場で竣工、デキ120型として2両導入されました。外観はJR貨物のEF210型に似ているものの、赤1色で、またJR・旧国鉄の命名法則に照らすとEDに相当するB-B配列です。名鉄としては、実に70年以上もELの新規導入が途絶えていたことになりますが、大手私鉄全体を通してみても、平成の世になってELを導入するケースは、保線用とはいえこれが初めてということでした。
通常は、営業列車の運行が止まる夜間に保線用貨車を率いて運行するものと思われますが、もし真昼間にデキ120が観られるということがあったら、それはそれでラッキーなことではないでしょうか。
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3306Fが瀬戸線で暫定デビュー

名鉄瀬戸線では、名古屋市守山区で現在工事が行われている喜多山駅付近の立体化事業との兼ね合いで運用変更があり、車両不足をきたしたため、現在4連5本が本線系統で使用されている3300系の久々の増備車である3306Fを、立体化事業終了までの間、瀬戸線で使用することになり、間もなく運用に入ります。
3306F(栄町方から、ク3306-モ3356-モ3456-ク3406)は立体化事業終了後に本線へ移り、今や名鉄最古参となった6000系の初期車を置き換えると思われますが、それまでの5本とは、内装に違いがある(4000系と同一仕様になっている)可能性があり、こちらにも注目したいところです。
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桜通線で唯一、車両番号がローマン書体の6101F

名古屋市営地下鉄の6000型は、最初の編成である6101Fが1987年に日本車両で製造された、名古屋市営地下鉄初のVVVFインバータ制御車両で、現在5連で桜通線に使用されていますが、桜通線開業までは6101Fは同じ架空線方式(1500V)・狭軌の鶴舞線で使用されていました。

その6101Fですが、量産車(上の画像)と異なる部位として、車両番号のフォントが挙げられ、6101Fのうちモ6301以外の4両で、車両番号が内外とも名古屋市電以来の伝統でもあったローマン書体になっています。

これは桜通線では唯一ですが、鶴舞線では3000型において車両番号のフォントがやはりローマン書体であり、6101Fはデビュー当時は何ら違和感なく受け入れられていたものの、桜通線開業後は1編成のみローマン書体編成というだけあって異彩を放っています。当然、見つけられたらラッキー、というわけです。なお撮影は16日に名古屋駅3・4番線で行い、大須へ行く際に乗った徳重行きが、ホームに降り立って数分おかずに現れたのが当の6101Fでした。
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4000系への統一が迫る瀬戸線の今

名鉄の飛び地である瀬戸線は、尾張旭検車区に塗装施設がないことから、同線初のVVVFインバータ制御車両かつステンレス車両である4000系への形式統一を、来年度初めに控えていますが、わたくしは運の悪いことに、5年前の、まだツリカケ車6750系が残存していたころを最後に、瀬戸線の取材ができていませんでした。
しかし、一昨日にイベント出展以外の目的では久々に名古屋の地を踏むことになって、ようやく4000系時代に突入した瀬戸線の取材ができるようになりました。


車外の撮影はいずれも栄町駅より2駅尾張瀬戸方に行った、名古屋市東区にある清水駅でのものです。
清水駅は国道41号線を高架で乗り越えたところにある無人駅で、続く尼ケ坂駅と森下(徳川美術館前)駅同様に普通のみ停車し、昼間は15分前後に1度の停車にとどまりますが、混雑平準化のため普通列車しか運行されていない平日朝方ラッシュ時には、地下鉄もかくやの高頻度運転がなされるため「待たずに乗れる」のが特徴です。


この日は朝方のラッシュが一段落してからの撮影になり、残り数本に減った6000系は尾張旭検車区に戻ったためか観ることはかないませんでしたが、それだけ4000系が幅を利かせるようになっていることの表れで、現在14編成まで確認できます。4000系の編成は尾張瀬戸方より、ク4000-モ4050-モ4150-ク4100の順(2枚目の画像は、モ4050とモ4150)で、小田急とは逆に50番台が電動車とされていますが、名鉄の場合、電動車と非電動車の番号区分が系列によりまちまちで、小田急ほど統一されてはいません。
ドアチャイムは、同じ名鉄の車両では3500系(Ⅱ)以後の車両群、他社でいえば東京メトロのゼロシリーズ(01系など)や西武鉄道のここ20年間の車両群などと同じ、D→Aの鳴動順による2点チャイムです。


客案内表示機は、名鉄の一般車では4000系が初採用となった、全扉上に1台が配置されている液晶モニタで、こちらもどちらかといえば首都圏でおなじみの代物です。また自動放送装置がありますが、本線系統の特急系に用いられている2000・2200系とは異なり英語の放送がありません(蛇足ですが、アナウンサはつくばエクスプレスと同じ方です)。


なお、今回の瀬戸線の取材は、旧型車両の掃き溜めだった600V時代、まだ名古屋城の堀に沿って走っていたころの大津町駅跡や「サンチャインカーブ」跡も含まれていますが、これらは後日お伝えします。
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瀬戸線6000系は年度末で引退

名古屋の中心・栄町に乗り入れる上に全列車4連のため常に混雑している名鉄の飛び地・瀬戸線では、尾張旭検車区に塗装施設がなく、瀬戸線独自のステンレス車両4000系への統一が進められていますが、本線から移籍してきた6000系も数本が残っています。
このほど、その6000系が来年4月6日に瀬戸線から引退することが名古屋鉄道直々に発表されました。
そもそも6000系の瀬戸線への移籍は、同系列の移籍前に瀬戸線に10編成が存在した、HL車として最初で最後の冷房車・モ3780-ク2780が2扉で、朝夕のラッシュ時に混雑を捌くことが難しいという状況に陥っていたことから、同系列や同じく2扉車ながら非冷房車のモ3770-ク2770の置き換えを図るべく導入されることが決まった、といういきさつがあります。モ3770-ク2770は瀬戸線としては最後の非冷房車だったため、6000系の転用により当該形式が代替廃車となった時点で、瀬戸線は冷房化を達成、さらにモ3780-ク2780の引退で3扉車への統一も行われました。そしてステンレス車両にして瀬戸線初のVVVFインバータ制御車両4000系の増備が進んだ結果、初の瀬戸線独自系列である6600系、名鉄最後の旧性能車両6750系が引退、また6000系も運用離脱が続いているため、今月1日時点での在籍車両は4000系の方が多くなっています。
なお6000系が瀬戸線から引退すると、瀬戸線は小牧線に続いてVVVFインバータ制御かつステンレス車両への統一を達成します。「本線系旧性能車両の掃き溜め」も今は昔、これからは瀬戸線が一段と熱くなりそうです。
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4000系増備は瀬戸線に並行する名鉄バスの路線も潤わせた?

名鉄の飛び地・瀬戸線で使用されている、瀬戸線初のステンレス車両かつ、回生ブレーキ車両(VVVFインバータ制御です)でもある4000系は、ここ3年間で徐々に勢力を増し、先月には4012Fが尾張旭検車区に到着しました。尾張旭検車区は塗装のためのスペースがなく、在来車のいわゆる「赤電」6000系・6600系で全検切れとなった編成から漸次廃車され、4000系へと置き換えられていっている模様ですが、わたくしが最後に瀬戸線を訪ねた4年前にはツリカケ車6750系が全編成現役だったものが、気が付くとステンレス車だらけになっているという印象といえましょうか。
さらに、瀬戸線では守山区内連続立体化工事の開始直前まで存在した喜多山検車区の検査線が2両分しかなかったため、そのハンデを補うべく以前の車両群は全編成とも2連で、これを常に2組つなげて走らせていたのですが、検車区が尾張旭へ移されたあとで導入された4000系は、中間に簡易運転台を持たずに組成されています。

瀬戸線は現在も、前後を踏切で挟まれた駅があるためホームの延伸が難しく、長編成化させられないため、全列車4連だけですが、名古屋市に次ぐ規模の都市(岐阜市や豊田市など)の人口が、100万どころか50万にもわずかに満たない中京圏では、全体に、普通列車だけが停車している駅の周辺は、急行などの停車駅に比べて昼間人口がごく少なくなる傾向にあり、昼間の普通列車が2連という路線が多い(名鉄では岐阜口や知多半島の各線、JR東海では関西線、近鉄では名古屋線系統)ということを考えると、瀬戸線の沿線は、普通のみの停車駅でも利用客が時間帯を問わず多いことを証明しているのかもしれません。
加えて、中京圏特有の交通事情として、「域内完結型の高速バス」や「足の長い一般路線バス」の存在が挙げられます。前者は名鉄系各社と三重交通により運行され、栄オアシス21・名鉄バスセンターより豊田・小牧・多治見・桑名(大山田団地)・四日市方面へ頻発しており、朝方ラッシュ時のJR・名鉄の主要路線の混雑や乗換の煩雑さを嫌って、高速バスに流れるケースもあるようです。後者は一時期より減ったとはいえ、現在でも名鉄バスが西は津島、東は尾張旭方面から名鉄バスセンターや栄に乗り入れており、これらも頻度が高いです。これらのうち、瀬戸線にかかわるのは後者で、瀬戸線の普通の毎時15分間隔に対し、名鉄バスは三軒家~栄・名鉄バスセンターの間ではその倍の本数ですが、名鉄バスでノンステップハイブリッドバス、瀬戸線で前述の4000系が増殖して、お互いの快適性が高まっていることから、地元では双方が使い分けられているのが実情です。
つまりは、4000系の増備は、瀬戸線に並行する名鉄バスの路線の安定的維持にも貢献していることがうかがえます。
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重層化により河和・常滑両線の平面交差を解消~太田川駅

愛知県東海市にある名鉄太田川駅が、12月17日から重層高架化されることになりました。
(詳細は→こちら
これまでは、河和・知多線と、常滑空港線とが平面での交差だったため、一方の接続を受ける列車(たとえば、金山からの知多半田方面行き普通に対して、始発の常滑線普通)が同時に発車するということができず、ダイヤ編成上のネックになりがちでしたが、重層高架化に伴い、これが改善されます。既存駅の重層高架化は中京圏ではJR東海ですら未実施で、この名鉄太田川駅が初めてのケースです。
太田川駅の上下ホームそれぞれの線路配置は不明ですが、この駅はミュースカイが時速120kmで通過するため、通過線が設けられるかどうかが注目されるところです。2~3路線が分岐する駅での立体交差のパターンとしては、1路線の上下いずれか、もしくは両方を高架橋や築堤で乗り越すものと、2~3路線とも上下線別もしくは路線別にしてホームを重層化するものとがあり、太田川駅と同じ形で重層化が行なわれた駅は、東京では京急蒲田駅(大田区)と京成青砥駅(葛飾区)、大阪周辺では近鉄布施駅(大阪府東大阪市)があり、このうち京急蒲田駅は待避線を備えた上下各1面3線(現在下り線は工事中)です。また布施駅は、大阪線と奈良線の2段方式で、それぞれが通過線を外側に上下に持つ上下各1面4線になっていました。
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6750系が間もなく引退します

名鉄瀬戸線で活躍し、名鉄はおろか大手私鉄で最後の釣り掛け車となっているAL車6750系が、3月下旬限りで引退し、4000系4006Fに置き換えられます。
現在残存しているのは、6751Fと6756Fで、いずれも種車の3800系など戦後型AL車の時代から通して足掛け50年以上活躍してきたベテランです。名鉄の公式サイトによりますと、このうちの6751Fの栄町方に、次のような方向板が掲げられているそうです;

姿・形を変えて瀬戸線に
生れ落ち早幾年
兄弟ともに
若輩に後を託して
吊り掛けの
最後の花道飾らさせてもらいます


・・・何とも勇ましい響きがします。
まるで浪花節を聴いているか、仁侠映画を観ているかのようなフレーズですね(笑)。
ただし、この板が掲示されるのは平日だけですのでご注意を。
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わずか1年で営業用車両最古参が6000系になった名鉄

名鉄の本線系統では、中部国際空港ができる前の04年度までは、パノラマカーシリーズの7000・7500・7700系といった1960年代~70年代前半製造の車両群が現役で活躍を続け、VVVFインバータ制御車両の新3000系列(3100・3300・3500・3700・3150・3350系)に混じって急行や普通などに使用されていました。
ところが空港開港後に7500系は全廃、後を追う形で7000系の淘汰も始まって、ここ1年のうちに7000系は全廃、続いて三河線ワンマン運用に主に使用されてきた7700系も、気がつくと姿を消していました。
この短期間のうちに1960年代~70年代前半新製の車両がすべてなくなった結果、名鉄の営業用車両として最古参になる系列は、第1グループが76年に新製された6000系ということになり、これは1年で平均車齢の大幅な若返りが果たされたことをも意味します。
栄町駅で発車を待つ6000系
6000系は3次車から窓が開閉するようになりましたが、瀬戸線で使用されている6000系はすべてこの開閉窓を持つ編成で、固定窓の編成はありません。また固定窓編成には三河線などに使用されるワンマン車もあります。その後、前面非貫通になった6500系は80年代に現れた派生系列で、界磁添加励磁制御方式になった6800番台もこの範疇内です。
蛇足ですが、名鉄のワンマン編成は、小牧線の300系を除けばこの6000系のみです。・・・とはいっても他社ではさらに古い車両をワンマン運転に転用して(厳しいことを言えば、いたぶって)いるケースもある中で、この名鉄の場合は比較的若い車両がワンマン運転に使用されていることになります。ただ、平成生まれの車両がワンマン運転に供されている京阪にはかないませんが。
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プロフィール

使い。

Author:使い。
BIRTH/12,Jul.
DDヘッドと、国内海外問わずキャスト素体とを組み合わせた変則カスタムBJDのオーナーです。当家のBJDたち;
・ヒカリ(DDH-03美白+Dream Realm62)
・みづき(DDH-03普通肌+NeoAngelRegion"Fair")
・フランドール(東方projectのキャラドールです。DDH-03美白+SD13)
ほかにオビツ60やDDⅢを用いた、
・志摩子(まりみてのキャラドールです。DDH-06普通肌+DD胴体+オビツ60二重関節タイプ腕脚)
・ラ・テミス(DDH-01普通肌+オビツ60二重関節タイプ使用のカスタム素体)
・エルファーシア(描き目ヘッド+オビツ60球体関節タイプ使用のカスタム素体)
・蓉子(DDH-02美白+DDⅢ美白)
・DDG-176ちょうかい(艦これに登場する重巡洋艦娘「鳥海」が現代化した姿。DDH-01美白+DDⅢ美白)
および、
・愛玲(MSDシンシア)
の5人もいます。
なお本館では見られない、ドールたち(と)の会話もありますので併せてお楽しみくださいませ。

pixiv ID:4718731

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